広告・公式・MENSA・認定証をうたうIQテストは極めて高い確率で悪質サイト
広告をうっているIQテストは、極めて高い確率で悪質なサブスクリプションサイトです。「公式」「MENSA」「IQ認定証」をうたうサイトも、極めて高い確率で悪質サイトです。
こうしたサイトには、カード情報を入力しないでください。無料なのは問題を解くところまでで、結果や認定証を見るために支払うと、本人が気づかないまま継続課金が始まります。
JAPAN MENSAも、インターネット上の「MENSA公式テスト」「MENSAテスト」について、運営への関与、名称利用の許可、問題提供のいずれも行っていないと警告しています。一見無料でも、解き終わったあとに結果を見るための支払いを求め、購入した結果はJAPAN MENSAの入会判定には使えません。
JAPAN MENSA自身が実施する入会テストとは別物です。公式の入会方法はメンサの入会条件と公式テストで確認できます。
低品質な3×3マトリクスでわざと高いIQを表示する
悪質なIQテストは、粗雑に作られた低品質な3×3マトリクスを数十問解かせ、購入させるためにわざと高いIQを表示します。「IQ140」「上位1%」など、受検者が信じたくなる数字を見せ、詳しい成績表やIQ認定証の購入へ進ませる手口です。
3×3マトリクスで扱うのは、図形の関係から規則を見つける非言語推理です。言語能力、ワーキングメモリ、処理速度を直接測っていないため、低品質なマトリクス一種類から総合IQや詳しい認知プロフィールを出しても、測定上の根拠はありません。
有料のIQ認定証も、そのサイトがわざと高く表示した数字を、同じサイトが証明書にして販売しているだけです。学校、勤務先、資格制度、JAPAN MENSAで使える証明にはなりません。
少額決済のあと月約5,000円のサブスクが始まる
成績表を開くために求められる100〜200円程度の少額決済は、サブスクリプション登録への入口です。決済画面の小さい文字に定期契約を紛れ込ませ、カード情報を入力させます。その後、本人には加入した認識がないまま、毎月5,000円程度がカードから勝手に引き落とされます。
広島県消費生活センターには、IQテストの結果を見るため199円を払ったあと、翌月に4,999円を請求された相談事例があります。伊勢市消費生活センターにも、無料のIQ診断で結果を見るため100円を払い、1週間後に知らないうちに5,000円を決済された相談事例が寄せられています。
すでに請求された場合は、申込画面、解約画面、カード明細を保存し、事業者へ解約を連絡してください。解約できない、返事がない、請求が続く場合は、カード会社と消費者ホットライン188へ相談します。
信頼できるテストは測定根拠と料金を受検前に公開する
信頼できるオンラインIQテストは、受検前に何を測るか、誰のデータと比べるか、いくらかかるかを確認できます。
- 複数のどの認知能力を、どの形式の問題で測るのか
- 何人、何歳、どの言語の受検者を比較基準にしたのか
- 無料で分かる範囲、有料部分の価格、買い切りか継続課金か
この3点を受検前に確認できないテストは選ばないでください。詳しい測定品質の見分け方はIQテストの測定品質で説明しています。
正式な結果ならWAIS、オンラインならBrainTypeIQ
診断・支援・合理的配慮・外部提出に使う正式な結果が必要なら、専門家と対面で受けるWAISを選びます。自宅で総合IQと認知能力の凹凸を知りたいなら、BrainTypeIQが第一候補です。
BrainTypeIQは、日本語で5能力を9科目から測り、ノルムと信頼性を公開しています。日本語版841人のデータで、総合IQの信頼性.929、SEM約4.0点を確認しています。9科目の受検、総合IQ、脳タイプレポートは無料です。詳細レポートでは、5領域、9科目、GAI・CPIを確認できます。
測定設計は9科目と5つの認知能力、比較基準は日本語版841人のノルム、得点精度は信頼性.929・SEM約4.0点で公開しています。正式検査との違いはWAISとBrainTypeIQの違いで確認できます。