日本版WAIS-IVはオンラインで自己受検できない
正式な日本版WAIS-IVは、専門家と1対1で受ける検査です。問題冊子や積木などを使うため、一般の人がWeb上で問題を開き、自宅で一人で進めることはできません。
国内で「オンラインWAIS」と案内されていても、オンラインなのは予約、事前面談、結果説明で、検査本体は会場で行う場合があります。自宅実施も、心理士が検査用具を持って訪問する方式であり、自己受検ではありません。
米国版WAIS-IV・WAIS-5には、2台のiPadを使うQ-interactiveがあります。ただし、これも専門家が1対1で実施するため、自宅用のWebテストではありません。ビデオ会議を使う遠隔実施でも、専門家が検査を管理します。
日本で正式な結果を得るには、医療機関や心理相談機関などで申し込みます。受検までの流れはWAISの受け方で確認できます。
誰でも使える無料の公式Web版もない
日本版WAIS-IVには、誰でも無料で受けられる公式Web版や、公式問題を使った練習サイトはありません。就労移行支援などで利用者の自己負担が無料になる例はありますが、支援サービスの一部として行われる正式検査であり、一般公開された無料テストではありません。
検索で見つかる「WAIS風」「ウェクスラー式」の無料テストは、正式WAISとは別のオンラインIQテストです。完全無料のものがある一方、結果を見るための少額決済から月額契約が始まるサイトもあります。
伊勢市消費生活センターには、無料と思ってIQ診断を受け、結果を見るために100円を支払ったあと、1週間後に5,000円を請求された相談事例があります。結果を見るための少額決済で継続契約が始まるテストは、選ばない方がよいです。オンラインIQテストの見分け方は信頼できるオンラインIQテストで詳しく扱っています。
正式な評価か、自宅での自己理解かで選ぶ
WAISとBrainTypeIQは、必要な結果で選び分けます。
| 目的 | 選ぶもの |
|---|---|
| 医療機関での評価や提出に使う結果が必要 | 専門家と受けるWAIS |
| 自宅で自分のIQと認知プロファイルを知りたい | オンラインで受けるBrainTypeIQ |
BrainTypeIQは、約30分で9科目を受検でき、総合IQと脳タイプレポートまで無料で確認できます。詳細レポートでは、5領域と9科目、GAI・CPIを確認できます。
WAISは専門家による正式な評価、BrainTypeIQはオンラインでの自己理解に向いています。違いを詳しく知りたい場合は、WAISとBrainTypeIQの違いで検査内容と結果を比較できます。