| IQ | パーセンタイル | 上位側の割合 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 100 | 50.0 | 50.0% | 平均 |
| 120 | 90.9 | 9.1% | 高い |
| 130 | 97.7 | 2.3% | 非常に高い |
IQは正答率や「能力が何%あるか」を表す数字ではなく、同年齢集団の中での位置を表します。
IQは平均100、15点で1標準偏差
現在広く使われるIQは、同年齢の基準集団の平均が100、標準偏差が15になるように換算した標準得点です。IQ115は平均より1標準偏差上、IQ130は2標準偏差上に当たります。
正規分布では、IQ85〜115に約68.3%、IQ70〜130に約95.4%が入ります。平均から離れるほど、その得点に当てはまる人は少なくなります。WAISのFSIQ(全検査IQ)も、同じ平均100・標準偏差15の尺度で示されます。
IQ70〜140のパーセンタイル一覧
パーセンタイルは、同年齢の基準集団のうち、その得点以下に位置する割合です。たとえば91パーセンタイルなら、約91%がその得点以下、反対側から見ると上位約9%です。
| IQ | パーセンタイル(下位側) | 上位側の割合 |
|---|---|---|
| 70 | 2.3 | 97.7% |
| 75 | 4.8 | 95.2% |
| 80 | 9.1 | 90.9% |
| 85 | 15.9 | 84.1% |
| 90 | 25.2 | 74.8% |
| 95 | 36.9 | 63.1% |
| 100 | 50.0 | 50.0% |
| 105 | 63.1 | 36.9% |
| 110 | 74.8 | 25.2% |
| 115 | 84.1 | 15.9% |
| 120 | 90.9 | 9.1% |
| 125 | 95.2 | 4.8% |
| 130 | 97.7 | 2.3% |
| 135 | 99.0 | 1.0% |
| 140 | 99.6 | 0.4% |
この表は、平均100・標準偏差15の正規分布から求めた理論値です。正式な検査では、結果票に記載されたパーセンタイルと信頼区間を使います。検査ごとの尺度や得点の誤差は、IQテストの測定品質で説明しています。
IQ120と130の10点差は人口割合の10%差ではない
IQ120は約90.9パーセンタイルで上位約9.1%、IQ130は約97.7パーセンタイルで上位約2.3%です。120から130までの間に位置する人は約6.8%です。
IQの10点差は、人口割合の10%差ではありません。IQ130がIQ100より「30%高い」という意味でもありません。IQの点差は尺度上の距離、パーセンタイルは集団中の順位を示します。
IQ130がよく注目される理由の一つは、この上位約2%がMENSAの入会基準と重なるためです。
得点が集団内のどこに位置するかを確認した後は、IQを測る意味で、総合IQと能力ごとの得意・不得意をどう生かすかを説明しています。