逆順記憶テストの内容
BrainTypeIQの逆順記憶テストでは、3×3のグリッド上で順番に光るセルの位置を記憶し、逆順(最後から最初)でタップして再生します。
セルは1つずつ順番に光ります。もし「光った順にそのまま再生」なら、ただの短期記憶。逆順で再生することで、保持した情報を頭の中で操作する必要が生じ、ワーキングメモリの測定に切り替わります。WAIS-IVの数唱では、数字を使う逆唱で同じ逆順操作を行います。
系列が長くなるほど、覚える位置が増え、逆転操作の負荷も上がります。
逆順記憶が測る能力
BrainTypeIQの5領域のうち、Gwm(ワーキングメモリ)を測る科目のひとつです。特に視空間的なワーキングメモリ——目で見た空間情報を保持しながら操作する力——を測っています。
- 逆順記憶は、空間位置を保持し、順序を逆転させる
- もうひとつのGwm科目「暗算記憶」は、計算しながら答えを保持する二重課題
同じGwmでも、見た位置を扱う課題と、数値を処理しながら保持する課題では負荷のかかり方が違います。逆順記憶と暗算記憶を分けて見ることで、ワーキングメモリの中でも出やすい形式を確認できます。
Gwm全体については → ワーキングメモリ(Gwm)とは
逆順記憶のスコアが高い場合
逆順記憶のスコアが高めに出るときは、見た位置と順序を保ちながら、逆の順番で出力しやすい状態です。
位置情報を保ったまま、最後に見たものから順にたどり直しやすい。系列が長くなっても、位置と順番が崩れにくい。視覚的な情報を保持しながら、出力順を変える処理に近い科目です。
逆順記憶のスコアが低くなる要因
逆順記憶では、次のような点でスコアが低めに出やすくなります。
- 位置を保持する負荷が高い — 光った場所を順番ごと保つ必要がある
- 逆順に並べ替える負荷が高い — 覚えた系列を、そのままではなく最後から出力する必要がある
- 系列が長くなると負荷が上がる — 覚える位置が増えるほど、位置や順序があいまいになりやすい
BrainTypeIQでは、逆順記憶を含む9科目のオンラインIQテストで、総合IQと5領域の認知プロファイルを確認できます。
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