脳タイプは5領域の得点関係をまとめたもの
BrainTypeIQの脳タイプは、5領域と9科目の得点関係を一目でつかむための分類です。9タイプで認知能力の大きな傾向を示し、27プロファイルで同じタイプ内のGwmとGsの違いまで表します。
同じ総合IQでも、5領域の組み合わせが違えば、得意な進め方と負荷が上がりやすい条件は変わります。脳タイプは、その得点関係を9タイプと27プロファイルにまとめます。
たとえば、GAIがCPIを一定以上上回る結果は「熟考」、言語側の得点が非言語側を一定以上上回る結果は「ことば」として分類します。タイプ名を見ると、複数のスコアがどちらへ寄っているかを一度に確認できます。
9タイプは2つの軸から決まる
軸1: GAI/CPI(熟考・バランス・瞬発)
- 熟考 — Gc・Gf・GvからなるGAIが、Gwm・GsからなるCPIを一定以上上回る
- バランス — GAIとCPIの差が小さい
- 瞬発 — CPIがGAIを一定以上上回る
この軸は、理解・推理・視空間のまとまりと、情報を保持して速く処理する力のまとまりを比べています。詳しくは GAIとCPIの違い で解説しています。
熟考側なら、時間をかけて内容を理解する場面と、複数の情報を保ちながら短時間で答える場面で、実際にどのような差が出ているかを見ます。瞬発側なら、テンポよく処理する場面と、初見の複雑な問題を掘り下げる場面を比べます。バランスは、どちらか一方だけが明確に高いわけではない結果です。
軸2: 言語/非言語(ことば・バランス・イメージ)
- ことば — 言語側の得点が非言語側を一定以上上回る
- バランス — 言語側と非言語側の差が小さい
- イメージ — 非言語側の得点が言語側を一定以上上回る
この軸は、語彙や知識を使う課題と、図形・規則・空間関係を扱う課題の得点を比べています。詳しくは 言語優位と非言語優位の違い で確認できます。
ことば側なら、文章や会話で意味を整理する場面と、図形や配置から関係を捉える場面を比べます。イメージ側なら、図形や配置を使う方が扱いやすいという得点関係が、日常の理解方法にも出ているかを見ます。バランスは、言語形式と非言語形式の得点差が小さい結果です。
2つの軸を3段階で掛け合わせると、次の9タイプになります。
| 熟考 | バランス | 瞬発 | |
|---|---|---|---|
| ことば | 沈黙の哲学者 | 知略の参謀 | 言霊インフルエンサー |
| バランス | 真実の探偵 | 調和の指揮者 | 本質ミニマリスト |
| イメージ | 幻影アーキテクト | とんち職人 | 直感スカウトマン |
「沈黙の哲学者」は、GAIがCPIを、言語側が非言語側を、それぞれ分類基準以上上回った「熟考 × ことば」のタイプです。このように、タイプ名には2つの得点関係が含まれています。
各タイプの説明は 9タイプ一覧 で確認できます。
Gwm/Gsの違いを加えた27プロファイル
9タイプを決めたあと、ワーキングメモリ(Gwm)と処理速度(Gs)の差で、各タイプをさらに3つへ分けます。
- Gwm寄り — GwmがGsを一定以上上回る
- 均衡 — GwmとGsの差が小さい
- Gs寄り — GsがGwmを一定以上上回る
Gwmは、情報を一時的に保ちながら処理する課題の得点です。Gsは、単純な視覚情報を短時間で見分け、正確に反応する課題の得点です。副軸を見ると、同じ9タイプの中でも、どちらの処理が相対的に高かったかが分かります。
Gwm寄りは、複数の条件や手順を頭の中に置いたまま考える場面が読みどころです。Gs寄りは、単純な視覚情報をすばやく見分けて進める場面が読みどころです。均衡は、保持と処理速度のどちらか一方だけが明確に高いわけではありません。
9タイプ × 副軸3段階で、27プロファイルになります。
GV-Wなどのアルファベット表記
結果画面では、タイプ名の横に GV-W のような記号が表示されます。3つの文字は、27プロファイル上の位置を表しています。
- 1文字目(主軸)— G(GAI=熟考)/ B(バランス)/ C(CPI=瞬発)
- 2文字目(言語/非言語)— V(Verbal=ことば)/ H(Hybrid=バランス)/ I(Image=イメージ)
- 3文字目(副軸)— W(Gwm寄り)/ E(Even=均衡)/ S(Gs寄り)
GV-Wは「熟考 × ことば × Gwm寄り」です。9タイプでは「沈黙の哲学者」に入り、その中でGwmがGsを分類基準以上上回ったことを示します。
5領域・9科目と脳タイプの関係は、BrainTypeIQレポートの読み方で説明しています。